「岩場」はお気に入りの撮影スポットだ。夕陽が綺麗で、オーナーと二人きりゆっくり過ごせる。
それに…岩場は人が来ないこともあって、いつも撮影が “盛り上がって” しまう…撮影スポットが岩場だと、何かを期待してしまう自分がいた。
「オーナー、この時間はもう人来なそうだよ…」
そう言ってわたしは、膝立ちで両手を頭の後ろに持っていくポーズを取った。
オーナーはわたしのワキがホントに大好きなんだなぁ…って思う。ちょっと恥ずかしいけど、健康的?で肉厚?な所とか、汚れてる時のニオイも…理想的っていつも熱心に語ってくれる。
オーナー変態だよ…って少し思うけど、わたしも最近では、ワキを触れられるだけで気持ちよくなってきて…もっと欲しいって思ってしまっている。影響されちゃったのかもしれない…
「オーナー、準備できたよ」
オーナーの両手でゆったりとワキを抱きかかえられる。されるがままに、わたしの恥ずかしい部分が支配されちゃってる感じがたまらない…
そのまま円を描くように、優しく揉んでくれる。
これ…好き……気持ちいい……まったく別の箇所である下腹部にもじんわりと快感が高まってくる。
自分で言うのも変だけど、気持ちよくなるとニオイが酸っぱく濃くなってきたのがわかる。こんなのが好きだなんて…やっぱりオーナーは変態だ…
しばらくマッサージが続き、わたしがフゥフゥ…と吐息を漏らし始めたのを見計らって、
オーナーはわたしの唇を塞いだ。
口を密着させお互いの舌をネトっと重ねながら、わたしはオーナーの唾液を受け入れ、オーナーはわたしの唾液を受け入れた。
下唇をチュッと吸われたり歯茎をコロコロ舐めてあげたり、オーナーと一つになる幸せな時間だった…
キスの間、オーナーは何度もわたしへの愛を囁いてくる。オーナーの言葉ひとつひとつにゾクゾクと勝手に震えて…もう身体がこの人を入れたがってるんだなと思った…
オーナーはキスの間も手を休めずマッサージを続け、徐々に揉む力を加速させていく。わたしもどんどん快感が増していって変な声が漏れるのを止められない…
「はっ…!はぁっ……あっ…!あっ…!」
ただの…ワキなのに、気持ちよくなる所じゃないのに…
なんかちょっと怖い…かも…いつもよりもなんか…なんか来る……!ダメッ…!!!
「~~~~~!!!!」
その瞬間身体が強制的にビクン!と跳ね、頭の中が真っ白になった…
「ハッ……!!!あッ……ん!!!」
身体全体が敏感になったように、快感の波が絶え間なく襲ってきた………
落ち着くと、わたしは少し泣いてしまっていた。オーナーが「やりすぎた」と謝ってくるけど、そうじゃない…
初めてのことで怖かったというのもあるけど…それよりも自分の身体がちゃんとオーナーのものになっていってるのが、たまらなく嬉しかった…
オーナーに訊いたら「腋イキ」というものらしかった。
わたしがワキで気持ち良くなれるように、これまでずっとワキを揉む時はセットでアソコもいじり、身体の二箇所の快感が繋がるよう仕込んでいたらしい。
確かにいつもセットでいじられてたかも…ちなみに今日ワキだけでイッたのでこれで完了らしい。
「……次は、すぺんすにゅうせん???」
オーナーの興味は尽きることがないようだった。
おまけ
記事で使わないけど可愛いので載せておきます。てか、いちポーズの写真をこんなに載せてすみません。